30代の恥はかき捨て

30代会社員。普段見聞きしたことや、読書のアウトプットをします。ただいま骨折中。趣味はグラブルなど。

未来世紀ジパング2019/2/20放送回まとめ

どうも、とこまです。

今回は2019/2/20放送の未来世紀ジパングのまとめです。

世界を救う日本の医療というサブタイトルで、カンボジア小児癌ベトナムの心臓病の例が紹介されておりました。

また、アジアの発展途上国で医療をすることは日本側にもメリットがありwin-winである、というのもテーマでした。

概要は以下の通り

カンボジアは人口に占める子供の割合が日本の3倍。

・しかし子供の専門病院はなく小児癌を手術できる医師もいなかった。

・そのためカンボジア小児癌の生存率はほぼ0%だった。

・そのような状況のカンボジアNGOのJapan Heartが小児外科をできる病院を設立。

・日本の病院の小児外科チームがJapan Heartの病院を訪れて小児癌の手術をするという仕組みが生まれた。

・2018/8/1にJapan Heartが病院を設立以降は小児癌の生存率が日本と同水準になった。

・対する日本は少子化の影響で小児癌の症例が減少している。

・年間の症例数が0件の小児外科病院も存在する状況で、若手医師が手術経験を得られないという課題があった。

・そのため日本の人材育成にメリットがありwin-winの関係となった。

ベトナムの経済成長率は4年連続で6%台と急成長している。

・しかし経済成長とともに糖尿病、脳卒中、心臓病などの生活習慣病が増えている。

・特にベトナムは平均寿命が伸びて高齢化が進み心臓疾患の患者が増えているが、心臓病の専門医が不足しており人材育成が急務となっている。

・国民の2割が心臓病で毎年約20万人が死亡している状況。

 ・そのような状況で心臓手術の権威である浅井徹医師がベトナムを訪れて手術を行う。

・手術は現地のベトナム人スタッフと行うため、治療だけでなく人材育成にも貢献している。

ベトナムには日本の医療機器が大量に輸出されており、日本は経済面でのメリットを受けておりwin-winの関係となっている。

・日本の経済産業省は医療システム全体を輸出する戦略を立てており、もっとも重要視する進出先はアジアだという。

 

感想ですが、日本の医療が貢献しているだけでなくwin-winの関係となっている点が素晴らしいと思いました。三方よしという言葉がありますが、やはりステークホルダー全員に利益があることがビジネスでは大事だと思います。

また、発展途上国では医療技術が遅れているために助からない命があるということを怖く感じました。

私は20年ほど前に甲殻類アレルギーが発症して病院に運ばれたことがあるのですが、当時は甲殻類アレルギーがあまりメジャーではなかったためか「アレルギーの処置をしていなかったら死んでいた可能性がある」と医師から言われたのを記憶しております。

こうして今生きていられるのは医療のおかげであると考えております。

医療に携わっている方々に感謝いたします。

 

 

おわり!