30代の恥はかき捨て

30代会社員。普段見聞きしたことや、読書のアウトプットをします。ただいま骨折中。趣味はグラブルなど。

経済セミナーに参加した感想「将来を豊かにするための方法」

どうも、とこまです。

どういう団体が主催しているのかさっぱり分からんのですが、街コンで知り合った女性から経済セミナーに誘われたので行ってきました。

結構ためになる話だったのでアウトプットして理解を深めたいと思います。

お題目は「将来を豊かにするための方法」です。

概要は以下です。

・金持ちの最終目標はPB(プライベートバンク

・日本は借金大国だが世界からの信用がある

・ゆとりある老後を送るには1億円以上必要?

・人生には「死亡リスク」、「傷病リスク」、「生存リスク」の3つがある

・生命保険はお金を稼げない人(子供)のためにかけること

・貯蓄と保険は分離すること

・貯蓄をするには「収入ー支出=貯蓄」ではなく「収入ー貯蓄=支出」

・お金を作り出す方法は労働と利殖の2つ

・投資に有利なオフショア金融機関を知ろう

・投資で絶対に守るべきことは2つ「金融機関と直接取引・直接契約」、「国のライセンスを受けている金融機関を使うこと」

 

各概要の説明と感想です。

・金持ちの最終目標はPB(プライベートバンク

富裕層向けにお金を運用してくれるPBというものが世の中にはあるそうです。セミナーで紹介されていたのはUBSという銀行で、世界1位のスイスの有名な銀行なんだそうです。なんと年利平均17%(レバレッジありだと年利平均33%)という超高利回りみたいです。ただ最低でも1億円くらいは持っていないと相手にしてもらえないそうです(汗)。お金持ちはPBにお金を入れることを目指すんだそうです。。。

年利平均17%ってほんまかいな~って感じですねぇ。

 

・日本は借金大国だが世界からの信用がある

日本の借金は2018年で1071兆円、一人あたり850万円。こんな話はテレビでよく聞きますよね。ただ世界からは信用されているようで、その理由は以下の3つなんだそうです。

 ○日本の国債の9割は国内で保有

 ⇒日銀と国内の銀行で9割程度の国債保有しているそうで、

  外国に流れている日本の国際は1割程度なんだそうです。

 ○日本は外国債券の保有が世界一位

 ⇒日本は外国債券の保有が世界一位なんだそうです。

  なので借金はめっちゃ多いけど、資産もめっちゃ多い国のようです。

 ○日本の国債は円建て

 ⇒返せなくなってもお金を刷れば問題ないということのようです。

  破綻してしまったギリシャはユーロ建てだったようです。

  自国通貨以外の場合は自国通貨を増やすという選択ができず破綻するようです。

 

・ゆとりある老後を送るには1億円以上必要?

夫婦2人で最低限度のくらしをするには23万円/月、ゆとりのあるくらしをするには

38万円/月が必要という試算があるそうです。

これに25年をかけると最低限度のくらしに6900万円、ゆとりあるくらしに1億1400万円かかるということになります。

最近2000万円問題なんてのも話題になりましたし、老後のために何かしら資産形成をしないとダメだよということですね。

ただ、この手の話はマルチ商法だったり金融商品を売りつけようとする人の常套句だったりするので、あまり好きではないですね。ここに出てくる数字って年金は含まれていませんし。。。

 

・人生には「死亡リスク」、「傷病リスク」、「生存リスク」の3つがある

それぞれのリスクを説明すると「死亡リスク」は死んでしまった場合のリスク、

「傷病リスク」はケガや病気になってしまったときのリスク、

「生存リスク」は定年後の労働収入がない状況で生活していくリスクとなります。

各リスクには対応する社会保険があり、「死亡リスク」には遺族保険、

「傷病リスク」には健康保険、「生存リスク」には国民年金といった感じです。

ただ、社会保険だけでは不十分なので足りないので民間の保険などの商品も活用する

必要があるという話でした。

各リスクに対応する民間の商品は、「死亡リスク」には生命保険、

「傷病リスク」には医療保険、「生存リスク」には投資信託などの金融商品といった

感じです。

そして、この中でも生命保険についてちゃんと考えずにかけている人があまりにも多いという話で、次の概要で生命保険についての詳細となります。

 

・生命保険はお金を稼げない人(子供)のためにかけること

保険に加入する場合はきちんと目的を考えるべきで、生命保険の場合は子供のためにかけるべきということでした。これが何を意味するのかというと子供の成長度合いに応じて保険のかけ方を見直すべきという話でした。たとえば1歳の子供を残して死亡してしまうケースと、大学4年生の子供を残して死亡してしまうケースでは残すべきお金の額が全然違うという話でした。1歳の子供と大学4年生の子供では自立するまでに必要となるお金は当然1歳の子供のほうが多いです。そのため子供が小さいときは高額な生命保険に加入するべきですが、子供が成長するにつれて生命保険の金額も小額のものに変えていくというコンサルティングが必要になるという話でした。

これは結構衝撃でした。そもそも私は生命保険に入っていないのですが、ずっと同じ

金額でやっていくものというイメージしかもっていなかったのですごく勉強になりました。子供のためっていう目的意識を持つことも大事ですよね。

 

・貯蓄と保険は分離すること

最近は貯蓄型の保険というのが流行っているようです。講師の人が言うには保険は掛け捨てが良いそうです。例として出されていたのが30年の1万円/月の掛け捨て保険と

5万円/月の貯蓄型保険をやった場合です(死亡時の保険金は2千万円とします)。

たとえば保険をかけて20年後に死亡した場合、5万円/月の貯蓄型保険では入ってくるのが2千万円ですが、1万円/月の掛け捨て保険の場合は2千万円に加えて4万円/月浮いているので合計で2960万円になるというのです。死亡しなかった場合は掛け捨てでは掛け金が無駄になってしまうリスクがありますが、4万円/月のお金は自由に使えるというメリットがあります。貯蓄型の場合はお金の引き出しには手数料とかがかかるそうです。

保険について全然詳しくないのでこの話が実際の保険商品に当てはまるのかは分かりませんが、知っておけば選択の幅は拡がるなぁと思いました。

 

・貯蓄をするには「収入ー支出=貯蓄」ではなく「収入ー貯蓄=支出」

手元にお金があると使ってしまうので、お給料が出たらまず貯蓄をして残ったお金をやりくりして生活をしようという話です。

これは金持ち父さん貧乏父さんの本にも書いてあったので知ってました。

 

・お金を作り出す方法は労働と利殖の2つ

働いて稼ぐだけでなく、お金を投資してお金を増やす(お金に働いてもらう)という話です。

これは資産形成の基本になるのではないかと思います。

 

・投資に有利なオフショア金融機関を知ろう

オフショア金融機関というのは外国の金融機関のことのようです。

日本とは法律がことなり以下2つのメリットがあるようです。

 ○運用益非課税で全額スイッチングができる

 ⇒たとえば株の場合、日本だと利益が出た場合に2割の税金がかかります。

  100万円購入して200万円になった後に売却して別の株を買おうとすると

  100万円の利益が出ているので20万円の税金を納める必要があります。

  そのため次の株を購入できる金額が180万円となってしまいます。

  オフショア金融機関の場合は運用益非課税で全スイッチングできるので

  200万円分の株を購入することができるようです。

 ○各金融機関名でファンド購入できる

 ⇒運用成績優秀なファンドは最低価格が1千万円、1億円というのがザラのようです。

  日本だと個人でこのお金を用意しなければいけないがオフショア金融機関だと

  小額ではじめられるということみたいです。

自分は株をやっているので運用益非課税で全額スイッチングができるというのはすごいなーと思いました。

 

・投資で絶対に守るべきことは2つ「金融機関と直接取引・直接契約」、「国のライセンスを受けている金融機関を使うこと」

これは詐欺に遭わないように気をつけるべきことのようです。

海外では投資をする際にお金を預ける相手は必ず金融機関とのことでした。

(これが「金融機関と直接取引・直接契約」)

海外では投資を運用のプロに委託する場合、運用のプロから金融機関に対して運用指示を出すことができるようです。なので運用のプロにお金を預けるようなことはありえないとのことでした。

日本で行われる詐欺は運用のプロにお金を預ける案件で、運用のプロがお金を持ち逃げするというケースのようです。

「国のライセンスを受けている金融機関を使うこと」についても金融機関がお金を持ち逃げするリスクがあるということのようです。

これは気をつけなければいけませんね。ちょっと前にエクシアジャパンという会社に投資をしないかという勧誘があったのですが、この案件も運用のプロにお金を預けるパターンですね。。。

 

ざっと書くとこのような内容でした。ここに書ききれていない情報もたくさんあるので興味があるかたはセミナーみたいなのに出向いてみるのも良いかもしれません。

なお、ここに記載した内容はド素人の私が書いておりますので間違っていることも多々あるかと思います。投資をしようと思われた場合はちゃんと自分で調べて自己責任でお願いいたします。

では以上です。長文乱文失礼いたしました。